極軟水で醸す

酒造りにおいて最も重要となるのが仕込水です。当蔵で使用する仕込水は、蔵内で汲み上げる野呂山系の良質な地下水で、軟水地帯と言われる広島県においても一、二を争うほどの極軟水です。ミネラル分が少ない軟水は旨味を引き出す効果があり、お茶やコーヒーを美味しく入れるのに適しています。この良質な仕込み水を用いることにより、米の旨味がしっかりと引き出され、芳醇で味のある日本酒を醸すことができるのです。
ただ、極軟水での酒造りは、アルコール発酵を行う酵母の育成に非常に高度な技術を必要とします。《白鴻》は、この極軟水の特徴を十分活かすべく、広島杜氏伝統の技「軟水醸造法」により丁寧に醸されております。

『水博士』と言われている広島国際学院大学の佐々木健教授に分析していただいた結果、以下のようなコメントをいただきました。

<所見>
「旧厚生省「おいしい水の要件」に合致する、まれにみる軟水の名水といってよい。お茶、コーヒー、料理ばかりでなく、軟水醸造の酒造にも最適である。」

仕込水の分析結果

仕込水の分析結果

仕込水と同じ水脈の水が湧き出る泉

仕込水と同水脈の泉